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青函PTA交流会 in 青森

今年度32回目となります交流会を青森市PTA連合会で企画していただき、函館から8名が参加しました。

交流会は、青森市で2月1日と2日に行われました。新幹線での移動は1時間。本当にあっという間です。新青森駅には青森市PTA連合会のみなさまが出迎えてくださいました。昼食後、青森市中央市民センターに移動し、避難所運営ゲーム(HUG)研修会に参加してきました。

ゲームの内容は次の通りです。グループ(人数は10名ぐらい)ごとに大きな模造紙が置いてあり、そこには避難所として、学校の建物のレイアウトが描かれています。グループの1名が番号順にそろえられたカードを読み上げ、そのカードについてどうするかをみんなで話し合い、模造紙の中のどこに配置するかや、どう対応するかをみんなで考えていきます。カードは『人』が多く、どういう人なのかなど状況が詳しく説明されています。

避難所には本当に様々な人がやってきて、次々と対応を迫られます。地域住民ではない移動中の団体旅行者や、地域住民でもいろんな地区の子ども連れ家族や、赤ちゃんと一緒の母親、病気で体調のすぐれない人、障がいのある高齢者など様々です。そんな中、救援物資をどう受け入れるかやトイレの設置、駐車場、屋外テントの設置場所など決断を次々と迫られます。しかもじっくり考える時間はありません。どれもこれも避難所では起こり得ることばかりがカードをめくるたびに出てくるのです。グループ内で意見をまとめながらの作業は想像以上に大変でした。


最後に各グループからの発表がありましたが、同じ紙とカードを使ってもグループによって考え方は様々で、気づかなかったことや驚くことがたくさんありました。何を優先させてやるかなどで特色が出て、貴重な経験になりました。

夜は懇親会でお互いの活動を報告しました。令和元年11月3日には青森・函館ツインシティ推進協議会より表彰を受けたことなどで大いに盛り上がりました。


翌日は、青森市PTA連合会主催のボーリング大会に特別参加させていただきました。毎年行われている大会だそうで、多数の学校でボーリング場はほぼ貸し切り状態。最後の順位発表までものすごい盛り上がりでした。


最後にねぶたの家 ワ・ラッセ を見学。青森市PTA連合会として毎年ねぶたを制作されているそうです。細やかな作業や工夫で、表情が表現されていてすごい迫力でした。

今回も熱いおもてなしをありがとうございました。