第65回北海道ブロック研究大会旭川大会 参加者報告1 

今回は、旭川大会参加者から寄せられた、分科会の報告と全体会で行われた書道パフォーマンスの写真をご紹介します。

先ずは分科会の報告です。

第2分科会 家庭教育 分科会テーマ 「体験、経験で伸びる「力」 育もう親子のつながり」

討議の柱は、子供の豊かな心を育む体験活動 と健全な地域づくりを進める家庭と学校の連携。

1つ目は、「学校、家庭、地域で子どもたちを育てるために」と題して提言があり、それに対してグループワークを行い、各地域の活動が次の様に発表されました。

○丘の上の音楽会と題し1年に1回、保育園から老人クラブまで幅広い年齢層が集まり演奏会を開いている。

○アイスキャンドルフェスティバルを開催し午後5時から1時間ほど家の玄関前にアイスキャンドルを置き、地域で幻想的な風景を作り出す。

○小中学校合同で避難訓練を行っている。

○学校のそばに水田があり、田植えや収穫の体験を行っている。

○年に1回、自分の家からではなく、別な場所に全員で集まり集団登校。

○毎週金曜日には通学パトロールとして、地域の方々が通学路に出てきて低学年の見守りをしている。

○廃油を使い石鹸を作ってバザーなどで売る。

【発表を受けて出された意見】地域柄や学校の規模に見合った活動を行っている。子どもたちは各地域での活動で温かく育てられている事が感じられた。他の地域の素晴らしい活動を真似してみたいが、なかなか真似ることは難しい。みんなが同じ活動をすると、グループ討議が成り立たなくなるので、参加者同士が、「それはおもしろいね」「それは参考になるね」などとお互いの活動を褒め合うくらいがちょうどいいかもしれない。

 

「家庭と学校の連携による健全な地域づくり」~携帯電話やSNS等が及ぼす子どもへの影響~ が2つ目の提言でした。

各家庭の考え方や、地域柄や学校の規模、子ども士の考え方が、スマホ等を小学時代に持つのか、中学時代に持つのか、はたまた高校時代に持つのか、持つ(持たせる)時期で変わってくる。どのタイミングで持たせるにしても、しっかりとした家族の話し合い(ルール)を持つことがよい、と話されました。

 

全体の感想として、いつも思うことは、誰かが参加してきた時の記事や写真を見るより、参加することが大切だということ。参加して、直に見聞きする方が、自分の為になり、他の方に語れる知識も得られ、すばらしい機会になると感じている。

次は、書道パフォーマンスの写真です。会場では中継形式でしたが、この写真はライブ撮影されたものです!こちらと比べてご覧下さい。