平成26年度会長

2013-1

PTAは地域の未来を拓くイノベーター』

函館市PTA連合会

会長 青田  基

昨年に引き続き函館市PTA連合会の会長を務めさせていただくことになりました青田と申します。一年間よろしくお願い致します。

さて、今年度の函館市PTA連合会では「学びと行動で未来を拓くPTA」をスローガンに、「十年後の函館の子育て・教育環境」についてより多くの保護者や教育関係者と考える一年にして行きたいと考えております。しかし、「なぜ十年後なのか?十年後には子育ては終わっているが・・」という声も聞こえてきそうなので、少し説明を加えさせていただきます。

一つは、PTAの役割についてです。ご存じの通り、PTAのベースは各学校単位のPTA(単P)活動です。お子さんが通う小中学校で、子どもたちの健全育成のため、皆様は先生方と共に日々の教育問題・課題の解決や、保護者同士の絆を深める親睦活動などに取り組まれていることと思います。つまり、単P活動は只今現在の身近な子どもたちのために何ができるか、そこが主たる目的になっているかと思います。一方、函館市PTA連合会(市P連)では函館市という行政単位の教育課題について、教育委員会をはじめとする各教育機関や子育て関係者などと連携しながら、多種多様な施策に係わっているとう面もあります。スローガンにもありますように、函館市全体の少し先の未来の子育て教育を保護者としてどう考え、どう発信するかが市P連の役割の一つとも言えます。教育環境を変えて行くには多くの時間を要しますので、自分の子どもには直接関係ないことであっても、将来の函館の子どもたち、さらには地域のために、長期的視野で考え行動する責務があるといっても良いでしょう。

さて、「十年後の未来」を考えるもう一つの理由ですが、端的に言えば「未来は唐突に出来あがるものではない」ということです。期限を切った未来、そのより良いイメージを持った者同士が、そこに到るまでのプロセスをシナリオとして共有し、今日の一歩とすることで、少しずつ理想に近づくことができます。

そこで今年度、市P連としては、保護者による「未来のシナリオ創り」のため、次のような取り組みを考えております。一つは函館市教育委員会にご協力を賜り、教育行政について学ぶ機会を作ります。併せてPTA有志による教育勉強会も年度内に数回開催したいと考えていますが、できれば地域の教育環境をより良い方向へ向かわせるようなシナリオを次の世代へ引き継げるよう、提言書のような形でまとめられればと願っています。PTAは地域の未来を拓くイノベーター、思いのある方の参画を大いに期待しております。

少子高齢社会や国を挙げての教育改革、学校再編等の課題もこれから本格化して参ります。様々な教育課題に対し、私たちがしっかり学び、私たちの思いを教育の現場に反映できるよう、市P連として活動して参りますので、皆様方には、ぜひ自分事として取り組まれることをお願い申し上げます。

なお、今年度の市P連の活動方針と事業等につきましては、別項に詳しく掲載してありますのでご一読願います。これからも児童生徒が健やかに成長できる環境づくりを市P連として下支えして行く所存ですので、会員の皆様方には今後とも、当会へのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。