教育予算要望

 令和3年11月15日(木)10時より、函館市役所にて「令和4年度の教育予算要望」についての懇談会が行われました。教育委員会より辻教育長、永澤学校教育部長、川崎課長が出席され、市P連からは干山会長、田口調査委員長(戸井学園PTA会長)、佐々木調査副委員長(戸井学園校長)、中村事務局長が出席しました。

 今年度の調査委員会は2ブロックが担当し、事務局校の戸井学園が中心となり、市内各小中学校の教育予算要望の調査と取り纏めを行いました。大きく5つの項目に分けられた内容をご紹介します。

  1. 施設や設備に関する教育環境への整備、充実等、豊かな学びの環境について
  2. 教育・文化発展のための予算増額について
  3. 安全・安心に学校生活を送るための環境整備について
  4. 多様なニーズに対応した取組を実施するための人員の確保について
  5. PTA活動をとり活性化するための助成について

懇談会では、田口委員長が辻教育長に要望書を手渡し、5つの項目とそれぞれの詳細についての説明をしました。

干山会長からは、補足として子どもの心のケアに関わる人材の確保や、単PのPTA活動再開を学校に理解していただけるよう後押しして欲しいとのお願いをしました。

また田口委員長は、戸井学園の学芸会を通して子ども達の縦のつながりを見られた喜びと、学校の様子についても話されました。

市P連全体としては、

①函館市からいただいている補助金のおかげで事業が行えること               

②今年度はできる事業から取り組んでいること

③単Pの活動が停滞していることで、横のつながりと情報交換を求める単P会長からの要望が多くあり、従来は年に1度の『会長研修会』が今年度は2度の開催になったこと  

           
以上、3点を報告しました。

辻教育長からは、「市P連は表敬訪問や、この度の教育予算要望の懇談を通して、直接、親の声を届けてくれる団体であり、その声は教育委員会のねらいとも合致しているので、予算の要望はしっかりと函館市に持って行きます。」とのお話がありました。

要望に対する回答は、函館市の令和4年度の予算案が出てからとなるそうです。