子育て研修会のグループ討議の内容をまとめましたのでご覧下さい。
令和5年度 子育て研修会 グループ討議
1 5類感染症以降後(アフターコロナ)の学習について
【現状と課題】
・学校での行事も復活し、行事に意識が集中してしまい勉強面が少しおろそかになった。
・コロナ禍の方が子どももメリハリが付いていた。
・クロームブックの活用が増え、親子の関わりが減り、子どもの現状が把握しにくい。
・音楽、体育、家庭科での授業内容の制限があった。(2)
・制限でできなかった学習についてどうリカバリーするか知りたい。
・学年毎に本来学習するべきことができていなかった内容を知りたい。
・コロナ禍の方が、家庭学習の時間は多かった。(手伝い等を通しての学びも)
・学校による活動の差
・他学年との交流の制限(2)
・小学校の高学年、中学生は他の子との交流が制限されていた。
・保護者どうしの交流や情報交換ができなかった。
・体験活動の制限
【意見交流・まとめ】
・コロナ禍の方が自分のペースで勉強でき、学習のペースが早かった。
・コロナ禍の方が、親が子どもの事をよく見ることができた。
・行事の復活
・できなかった学習について学校で全てリカバリーするのは困難。家庭学習、学童、放課後デイサービス等でフォローする必要がある。
・保護者同士の交流、情報交換が大切 → 保護者会・懇談・学校行事への参加
・体験学習をさせてあげたいが、なかなか申込めないことがあるのが課題。
2 アフターコロナの家庭での生活習慣
【現状と課題】
・手洗いは続けているがアルコール消毒は減った。
・大きな変化はなかった。
・コロナ禍前に戻った。
・水筒持参は変わらない。
・マスクの着用についての良し悪し。外すのが恥ずかしいや、マスクを外した顔がイメージと違った等。
・コロナのため学校行事が中止になったのは、あまり影響のない新1年生やゆっくりペースの子には優しかった。
・花粉症の人はマスク慣れしていた。が、夏の着用は厳しかった。
・マスクは意外と人の身体を守っていたかもしれない。
【意見交流・まとめ】
・マスクの着用やうがい、手洗いによってインフルエンザにかからなかった。
・学校から告知があった方が良いか?ちょっとしたルールがあるとありがたい。
・マスク着用について具体的な目安(線引き)が欲しい。
・アフターコロナでコロナとの向き合い方をどう伝えていくのか。
・熱(37.5℃)は目安になる。小児科は普通に診察するようになった。
・内科(小児科)での診察がコロナ以前に戻ってきた。
・コロナにかかる人かからない人がいるとマスクの着用を求められない。
・マスクの有効性は?
・コロナで家庭内感染が起きた時は割り箸や紙皿、紙コップが便利だった。
3 アフターコロナの体験活動
【現状と課題】
・少しずつ地域のイベントが増えた。
・ライブもマスクを着けて参加しなければならない。
・(屋外スポーツでも)声出しの応援ができない。
・屋外の劇でも俳優がマスクしていて表情がわからない。
・水泳の時まで先生がマスクするなどいつもと違う体験。
・身体を使った自己表現ができなかった。
・おうち時間が長すぎて集団行動が苦手になった。
・マスクで表情が伝わりづらいことがあった。(低学年や特性による困難さ)
・学童保育での制限
【意見交流・まとめ】
・少しずつ参加していきたい。
・子どもたちだけで今後宿泊イベント等に参加させたい。
4 自由テーマ
〈いじめについて〉
【現状と課題】
・市内の学校でも児童・生徒数に差があるので、学校ごと、先生ごとに温度差がある。
【意見交流・まとめ】
・いじめがあっても初期の段階での対応が大切では?隠蔽はダメ。 ・クロームブック等を活用して、子どもが相談しやすい形を作ることが良いのでは?
〈不登校について〉
【現状と課題】
・不登校の理由も多様化している。(面倒くさい、友達関係など)
・女の子の化粧も低年齢化している。
・子どもが成長すると親の価値観だけではなく、他の家庭のことも知る。
・反抗期の問題も。
【意見交流・まとめ】
・食事作りの大変さを理解させるため、小2の女子の子どもに、機嫌の良いときを見計らってお手伝いをさせている。
〈その他〉
【現状と課題】
・マスクを外したことによるアレルギーの発症
・マスクによる皮膚トラブル
・コロナに感染したときの症状は個人差が大きい。
【意見交流・まとめ】
・マスクでの予防効果はあったと思う。
・学校からマスクを勧めるお知らせがあると子どもがわかりやすいのでは?
解熱してから一定の期間マスクをする、鼻水などの症状があるときにマスクをするなど 具体的に例示して欲しい。
・体調や場面に応じたマスクの着用は必要では?