第51回函館市PTA連合会研究大会(グループ討議)  

 

今回の研究大会は初めての試みとして、ブロック毎のグループ討議を行いました。『ブロック』とは地区毎に7つに分かれており、市P連の役員はこのブロック毎の代表として選出されています。

1ブロックから7ブロックがそれぞれの教室に分かれ、更にその中で小グループを作り、話し合いました。

1ブロックのみなさん

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2ブロックのみなさん

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3ブロックのみなさん

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4ブロックのみなさん

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5ブロックのみなさん

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6ブロックと7ブロックのみなさん

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講演の後、松村先生は各ブロックの会場をまわられました。以下はそこで交わされたやりとりの一部です。

☆怒りのコントロールについて                      

参加者: 上司がキレやすく、受け入れようと我慢することにより、自分を傷つけてしまう。どうすれば良いでしょう?

講師: 上司は変わらないという前提であれば、反面教師として自分の中で生かす。可能であれば部署替えなどで自分の環境を変える。

 

参加者: 我が子(中学生)が何を言ってもイライラ・・・どうすれば?

講師: 思春期は難しいですね。親がコントロール可能だと思えば、変えられると思います。他の大人に対して問題がなかったり、社会に適応しているのであれば、ほっといても大丈夫ではないでしょうか。

☆ 人生最大の怒りについて

参加者: 先生の人生最大の怒りは何ですか?

講師: この世界に入る前、長年育ててきたかわいい部下がお客様に迷惑をかけたので叱ったら逆ギレされ、自分もそれに対しキレた!・・・その時を後悔するのではなく、自分の学びにしようと考えた。

☆ アンガーマネジメント研修について

参加者: この研修は子どもにも通用しますか?

講師: 小学5年生以上ならOK。夫婦ネタなどを除外し、友人や親に対してのイライラなど、子どもにあわせた内容で行っています。

☆ 「~べき」について

参加者: 「べき」を人に見せるってどういうことですか?

講師: 言葉に出して相手に伝えて下さい。例えば、子ども達に決まりを作って欲しいのなら「これが教室のルールです」。誰かに理解して欲しいのなら「これが私のルールです」など。「ちゃんと」の定義も人それぞれなので、ぶれないようにしましょう。(SNS等の炎上やバッシングも)昔の「べき」と今の「べき」の違いによって起こるのではないでしょうか。

他の意見として、「男性と女性の立場で内容の受け取り方が違う」との声がありました。松村先生からは「参加者からの質問が自分の今後の研修会に生かせるのでありがたいです」との感想をいただきました。

 

閉会式はグループ討議終了後、それぞれの場所で行いました。

みなさま、おつかれさまでした 🙂