第58回函館市PTA連合会研究大会Ⅰ(開会式と全体研修)

 令和6年11月9日(土)午後1時より、函館大学301教室にて研究大会を開催しました。隔年で講演会と分科会を行ってきましたが、分科会の提言に当たった学校の負担が大きいとの声が多くなり、どのような形が良いのかを役員会で話し合い、今回初めての試みで「全体研修 」を行いました。参加者は110名でした。

 若杉康弘運営委員長(研修委員長・日吉が丘小PTA会長)の開式のことばで開会式が始まりました。主催者挨拶は駒野会長が行い、続いてご来賓から挨拶いただきました。

今回、渡島教育局の山下幹雄局長と函館市教育委員会の藤井壽夫教育長と堤勝幸学校教育部長にご来賓として出席いただきました。

開会式の後、全体研修を行いました。

【全体研修とは?】

各学校でのPTAの取組を参加者全員の前で発表、その後5つのグループ毎にそれぞれの教室に分かれ、更に小グループ内で意見交流を行いました。

今回発表していただいた学校は次の通りです。

  1. 中の沢小学校PTA「PTAが主体となった学校間交流の必要性について」
  2. 高丘小学校PTA「安心して取り組めるPTA活動
  3. 昭和小学校PTA「昭和小 地域見守り
  4. 千代田小学校PTA「子育てを支える学校と地域のつながり」

1~3は市P連副会長が在籍する学校の取組について発表、 4は今年度の全道大会(北海道ブロック研究大会千歳大会)で千代田小が提言発表したものです。

今回の研究大会の研究主題は 「子どもが主役のPTA活動を ~ 知って 考えて やってみて ~」

中の沢小は、「近隣の学校間で地域や保護者同士の交流を持つことで、子どもが中学校へ進学する際の親も子も抱えがちな不安を少しでも減らせることができるのではないか。そのためにPTAとしてどんな交流の方法があるのかなどの意見をもらいたい。」と発表しました。

高丘小は、「子どもたちのために楽しめるPTA行事(バザー)を行うにあたり、心配される事故やトラブルを洗い出しどのようにすれば防げるかを考えた。そして、もし何か起こっても対応できるようPTA安全互助会などの保険に入り備えることで、学校も保護者も安心してバザーが実施できた。」と発表しました。

昭和小は、「PTA会長だった地域コーディネーターを中心に、PTAや地域に広く呼びかけ、『昭和小見守り隊』が結成された。子ども達にから一目でわかるようピンクのバンダナを腕に巻き、子どもの笑顔のために話し合いを重ね、いろんな活動を行ってきた。」と発表しました。

千代田小は、「地域と連携した活動として、地域主導の活動で行っているアフタースクールスポーツを主に紹介したい。子ども達みんなができるように特別なルールを設け、低学年では風船バレー、中学年からはビーチボールバレーなどを行っている。活動するには、『やりたい人が、やりたい時に、やりたいこと」をやるのが大切」と発表しました。

この後、各教室に分かれて「グループ意見交流」をしました。

グループ意見交流」 は第58回函館市PTA連合会研究大会Ⅱをご覧ください。